• 2021年3月3日
  • プレスリリース
  • アスコルビン酸噴霧で植物の細胞死が抑制される 〜細胞でのタンパク質の生産性が向上〜

医薬品などに用いられる有用なタンパク質を生産する手段の一つに、植物を宿主として利用するものがあります。しかし、目的とするタンパク質の種類によっては、植物の体内でタンパク質を発現させる際に、壊死(細胞死)が起こり、収量が大きく低下してしまうという問題があります。この壊死は、小胞体ストレスを受けると放出される活性酸素によって引き起こされると考えられていますが、これを抑制するための有効な方法は、未だに見つかっていませんでした。

 

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