• 2021年5月17日
  • プレスリリース
  • 時間効率に優れた高強度間欠的トレーニングが記憶力を高める

運動は身心の健康に有益であるにもかかわらず、仕事や家事の忙しさを理由に運動の実施率は低迷しています(2020年、スポーツ庁)。そうした中、短時間でできる効果的な運動として注目されているのが高強度間欠的トレーニング(High-intensity intermittent training; HIIT)です。HIITは高強度運動と休息を組み合わせた間欠的な運動であり、長時間の持続トレーニングと比べ、短時間かつ少ない運動量で持久力などを高めることができる時間効率に優れた運動様式とされます。近年、HIITの効果は脳にも及び、実行機能や記憶力を高めるとする報告が増えて来ました。しかし、その神経分子基盤については明らかになっていませんでした。

 

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