• 2020年11月30日
  • プレスリリース
  • 軽運動が育むメンタルヘルス 〜発育期の低強度運動は統合失調症様の行動異常の発症を抑制する〜

統合失調症は重篤な精神疾患の一つです。未だ根本的な治療方法は確立されていないことから、予防戦略開発が求められています。統合失調症は出産前後に生じた神経発達障害(発症脆弱性)に思春期以降ストレス等が加わって発症すると考えられており、発育期の環境の改善による予防効果が検討されてきました。運動は心の健康(メンタルヘルス)の増進に有益であることから、発育期の運動習慣が精神疾患対策に有用であると期待されますが、実際に発症を予防するかどうかは不明でした。

 

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