• 2021年10月29日
  • プレスリリース
  • トンボの進化過程と分岐年代を分子系統解析により解明

トンボ類は私たちにもっとも身近な昆虫の一つです。水生の幼虫(ヤゴ)、成虫ともに、成虫になると、昆虫などの小さな動物を捕食する肉食性昆虫です。系統学的には、昆虫類のほとんどを占める翅(はね)を獲得した昆虫「有翅昆虫類」の中で、最初に現われた系統群である「旧翅類」の一群に属します。 トンボ目として、現在6,400種ほどが知られていますが、多くの形態学的研究、分子系統学的研究にもかかわらず、その進化について、系統の分岐や年代などは、よく分かっていませんでした。

 

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