• 2021年10月29日
  • プレスリリース
  • 東南アジア熱帯林の形成過程を解明~フタバガキ科樹種の遺伝的解析で、今後の保全にも貢献~

東南アジア熱帯林は生物多様性に富み、種の宝庫だと言われます。多くの生物種が共存し、多様な生態系を形成しているからです。その中でもフタバガキ科樹種は、生態的、林業的に最も重要な樹種です。しかし、フタバガキ科樹種の過度の伐採やプランテーションの開発などにより、この貴重な熱帯林は衰退の一途をたどっています。こうした中、この熱帯林の保全と持続的利用を図るには、その形成過程を理解した上で、保全や利用に関する指針を作る必要があります。

 

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