• 2022年3月24日
  • プレスリリース
  • クライオ電子顕微鏡によりビフィズス菌酵素の微小構造を発見

ビフィズス菌では、ホスホケトラーゼ(PKT)という酵素が、単糖類の発酵において重要な役割を担っています。酵素の能力はその形状(立体構造)に依存しており、産業利用などで酵素を高機能化するためには、立体構造情報は大変重要です。通常、酵素の立体構造は、X線結晶構造解析などを用いて解析しますが、今回、クライオ電子顕微鏡を用いて、ビフィズス菌PKTの立体構造を決定しました。その結果、X線結晶構造解析では観測することができなかった、アミノ酸結合の微小な構造を捉えることに成功しました。

 

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