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筑波会議が開催されました

2019年10月2日から4日にかけて、筑波会議2019が開催されました。

メインテーマ「Society 5.0とSDGsを見据えた目指すべき社会の在り方とその実現に向けて取り組むべき課題」

主なプログラム:ノーベル賞受賞者を囲むスペシャルプレナリー、メインセッション、World Cultural Council第36回授賞式

 

●開会式
10月2日午前に行われた開会式において、筑波会議を主催する筑波会議委員会の委員長を務める永田恭介学長が、開会のあいさつを行いました。また、筑波会議委員会委員で本学経営協議会委員も務める株式会社三菱ケミカルホールディングス取締役会長の小林喜光氏が基調講演を行いました。さらに、本学図書館情報メディア系の落合陽一准教授がサプライズで登壇し、参加者とのトークセッションを行いました。

 

●ノーベル賞受賞者を囲むスペシャルプレナリー
10月3日午前に「ノーベル賞受賞者を囲むスペシャルプレナリー」セッションが開催されました。本学関係者として本学元学長で茨城県科学技術振興財団理事長の江崎玲於奈氏(1973年ノーベル物理学賞)、および本学経営協議会委員で高エネルギー加速器研究機構特別栄誉教授の小林誠氏(2008年ノーベル物理学賞)が登壇し、他のノーベル賞受賞者および国内外の若手研究者等と「若手が研究者として成功するために何が必要か」についてディスカッションを行いました。

 

●メインセッション
10月3日午後に、筑波会議2019のメインテーマである「Society 5.0とSDGsを見据えた目指すべき社会の在り方とその実現に向けて取り組むべき課題」に沿って2つのメインセッションが開催されました。このうち「社会変革を生み出すためのアントレプレナーシップ」セッションに本学サイバニクス研究センター研究統括の山海嘉之教授が登壇し、プレゼンテーションおよび他の登壇者とのパネルディスカッションを行いました。

 

●World Cultural Council第36回授賞式
World Cultural Councilと筑波大学の主催により、World Cultural Council第36回授賞式および関連行事を開催しました。詳細については、こちらの記事をご参照ください。

 

●サブセッション・スペシャルセッション
会議期間中、筑波大学の教育研究組織・センター等がオーガナイザーとなり、下記のセッションを実施しました。

  • SDGsの国際共創と社会科学
  • Society5.0における持続可能な民主主義社会と新しい公共圏の創出
  • レジリエンス社会の実現に向けた防災・ヒューマンファクター・サイバーレジリエンス
  • 地球上いつどこで倒れても安全・安心な社会の構築を目指して
  • 農業におけるIoTとAI:世界的なSociey5.0とSDGs達成に向けた食料生産の自給自足
  • バイオテクノロジー作物を利用した世界の食糧確保をどう考えるか?
  • Society5.0とSDGsにおけるグローバルな課題の解決にむけて:ライフサイエンスによるアプローチ
  • テクノヘゲモニー(技術覇権): ソサエティ5.0の国際政治経済学
  • スポーツから目指す“脱”消費社会
  • 再生医療による機能回復と健康長寿社会の確立。そのための技術基盤と産業体制の構築
  • 第4回 世界遺産シンポジウム 自然と文化をつなぐ:自然と文化の複合遺産
  • 学生発表会(口頭/ポスター発表、医学・生物分野)
  • ソーシャル・ニューロダイバーシティ科学の実践・研究
  • 公開講座:がん治療における粒子線治療の役割
  • 次の一歩は何か?~若手研究者・技術者がイノベーションを創出する未来に向けてダイバーシティ推進と男女共同参画はどうあるべきか?
  • 医療のグローバルネットワーク構築
  • 発展するアジアのメガシティにおける将来の猛暑とその適応
  • ヒューマンエージェントインタラクションと未来社会の想像力
  • つくば科学英語会議2019

 

●閉会式
閉会式で永田学長が筑波会議委員会委員長として挨拶し、次回の筑波会議を2021年に開催することを発表しました。最後に4名の若手が筑波宣言を読み上げ、閉幕しました。

 

詳細は筑波大学ホームページでご覧ください。

https://www.tsukuba.ac.jp/news/20191011150406.html

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