DESIGN THE FUTURE機構
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DESIGN THE FUTURE機構とはWhat is the Organization for DESIGN THE FUTURE?

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⻄尾 チヅル
DESIGN THE FUTURE機構⻑
ビジネスサイエンス系教授

 

 

筑波大学は、2022年4月1日「DESIGN THE FUTURE機構」を新たに設置しました。
本機構は、現在および未来社会がかかえる地球規模課題解決のために、国連が設定した持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)やそれに継ぐBeyond SDGsに対し、本学がどのように貢献できるかを探索し、人と地球の健全な未来の構築を目指します。

 

望ましい「未来」を構想する

望ましい「未来」とは何かをバックキャスティング的に考えます。SDGsは2030年度を目指した目標です。それ以降はどんな課題への対応が必要となるのでしょうか。SDGsに足りない課題は何か、その先の未来で何をするべきか。それらの課題を検討し、筑波大学独自の目指すべき「未来」を具体的に構想し、推進する仕組みを検討します。

 

SDGs への取り組みの推進と発信

筑波大学は、国連の2030アジェンダであるSDGsの重要性とその理念「no one left behind」に鑑み、これらを意識した研究、教育に取り組んでいます。いうまでもなく、SDGsの目標は相互に関連性が深く一体不可分という性質をもっています。DESIGN THE FUTURE機構は、社会のニーズに合わせて、本学のさまざまな知見や成果を戦略的に推進・発信します。

具体的には、地球環境や社会構造に関する計測やシミュレーション、解決に資する学術・研究・技術開発の他、制度設計、生活・組織・地域デザインなど、総合大学である本学のさまざまな知を、地域連携や社会実装、教育や人材育成の形で社会に具体的に提供します。

 

図

 

 

地球規模課題の解決に向けた領域横断的な研究プロジェクトとの連携

筑波大学にはSDGsと関連の深い地球規模課題の解決を目指す研究プロジェクトがたくさんあります。DESIGN THE FUTURE機構では、地域や企業・組織と共に領域横断的に取り組んでいるプロジェクトを本機構の部門として連携し、人と地球の健全な未来を構築するための戦略の立案を行っています。部門は今後、増やしていく予定です。

[連携部門]

DESIGN THE FUTURE機構の構成・実施体制

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