EVENT
オンラインによるロシア・中央アジア映画上映会
その他
本上映会は、ロシアおよび中央アジアの日本未公開作品から、主題がSDGsの目標と密接に関連しているものを選び、日本語字幕をつけて初上映している。解説も行うことで同地域の文化に親しみ、物語を通じてSDGsへの理解を促進することが目的である。オンラインでの開催によって毎回日本全国から参加者があり、映画館の少ない地方にも貴重な作品を鑑賞する機会を提供し、上映後にはアンケートを実施して結果を上映前解説と合わせて報告書として刊行することで、より理解を深めるフィードバックも実施している。
筑波大学「日本財団 中央アジア・日本人材育成プロジェクト (NipCA)」は、中央アジアの文化とSDGsへの理解促進のため、オンラインによるロシア・中央アジア映画上映会を開催しています。
第5回目となる今回は、日本とウズベキスタンの外交関係樹立30周年を記念して2022年9月に開催された「日本ウズベキスタン学術・文化フォーラム」において定員100名で上映され、好評を博したヨルキン・トゥイチエフ監督作『ファリダの二千の歌』(2020)を、より多くの方々に鑑賞していただけるよう、オンラインにて上映いたします。
ソ連時代からを中央アジアの映画文化を牽引していたウズベキスタンは、独立後30年を経て新しい映画監督が育ち、同国独自の作品が続々と製作されています。残念ながら日本ではほとんど紹介される機会のないウズベキスタンの最新の映画作品として、今回は数々の国際映画祭で上映され注目を浴びた、ヨルキン・トゥイチエフ監督作『ファリダの二千の歌』を上映いたします。ボリシェヴィキ政権が樹立して間もない、1920年代初めのウズベキスタン西部を舞台とする本作では、伝統的な一夫多妻によって睦まじく暮らしていた夫と複数の妻たちの暮らしが、変化しまた揺らいでいく様子が描かれます。ウズベキスタンの過去の歴史を歌と踊りとともに見つめる、珠玉の一編をお楽しみください。
上映作品:ヨルキン・トゥイチエフ『ファリダの二千の歌』(2020年、110分)ウズベク語/日本語字幕付き
日時:令和5年2月3日(金)19:15〜21:50
19:00 Zoom開場 ※お早めにお入りください
19:15 作品解説 筑波大学UIA 梶山祐治
「現代ウズベキスタンの新しい映画の潮流」
19:55 上映会場開場(Vimeoへ移動)
20:00 映画『ファリダの二千の歌』(110分)上映(〜21:50)
※初めにZoomで作品解説を行なった後、Vimeoへ移動していただきます。
ご案内は、作品解説中にいたします。
会場:オンライン (Zoom、Vimeo)
対象:本学学生、本学教職員、一般
申込方法:本映画上映会は Zoom を使用します。
下記申込フォームにて参加登録をすると、どなたでも無料でご参加いただけます。
ご登録後、Zoom meetingへ入室するための URLが自動送信されます。
※Zoomが繋がらないなどの相談は受けられませんので予めご了承ください。
<申込フォーム>(定員500名)
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_8JUeDw1vRfGh3UQjp4W-Ag
主催:筑波大学「日本財団 中央アジア・日本人材育成プロジェクト (NipCA)」
協力:JACAFA財団、筑波大学 国際局、学生部、グローバルコミュニケーション教育センター社会貢献委員会、 スーパーグローバル大学事業推進室、グローバル⁺リーダーシップ教育プログラム、人文・文化学群、社会・国際学群
問合せ:NipCAプロジェクト担当事務室
TEL: 029-853-4251 / Email: info[at]genis.jinsha.tsukuba.ac.jp ※[at]は@に置き換えてください
Website: https://centralasia.jinsha.tsukuba.ac.jp/
梶山 祐治
学生部学生交流課 UIA