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EFFORTS OF UNIVERSITY OF TSUKUBA筑波大学の取り組み

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目標
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プロジェクト

家庭環境における自閉症母子相互作用の促進プログラム開発

概要

社会性の障害によって特徴づけられる自閉スペクトラム症(ASD)は59人に1人という高い有病率を示しています。近年の研究では、ASD者の成人期の予後(どこに住んでいるか、職業についているか、友人はいるかなど)についての最も強力な予測因子は、小児期における社会的相互作用のスコアであることが示されています(Howlin et al., 2013)。そして、その社会的相互作用の改善には、行動・発達的支援プログラムが有効なことも報告されています。(Dawson et al., 2010; Eldevik et al., 2009)。しかし、既存の支援プログラムは人的・時間的コストが多くかかる為、全てのASD児が支援を受けることは難しい状況です。また、 ASD保護者の育児ストレスや否定的気分の低下に対する支援プログラムは広く普及していません。
本研究課題では、ASDを有する子ども、およびその保護者に対し、母子相互作用の促進を目標とし、保護者の育児ストレス・不安を低減させるワークショップ、ASD児の社会的コミュニケーション発達を促す保護者へのコンサルテーション、および行動観察アプリケーションを活用した家庭内母子相互作用の遠隔支援を、同一の包括的母子支援プログラムとして開発し、その効果を行動データ及び各種標準化検査から検証します。更に、地域病院や福祉と連携した小児科を研究拠点とすることを生かし、複数の実証拠点で多職種の支援者がプログラムを運用します。
その際、行動観察アプリケーションで支援者はスーパーバイズを受けながらその効果を検証していきます。これにより、高度な科学的証拠(エビデンス)を有すると共に、全国各地で運用可能なプログラムとして社会実装していくことを目指します。

 

 

実施グループ
主なメンバー

野呂 文行

人間系 教授

鈴木 健嗣

システム情報系 教授

作田 亮一

獨協医科大学 教授

山本 淳一

慶應義塾大学 教授

松田 壮一郎

人間系 助教

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