Language

研究戦略イニシアティブ推進機構|筑波大学「知」活用プログラム|新型コロナウイルス感染症研究支援|ヘッダーアイコン画像

暮らし living

Principal investigator

秋山 肇

Akiyama Hajime

人文社会系
Faculty of Humanities and Social Sciences
12+
筑波大学「知」活用プログラム|新型コロナウイルス感染症研究支援|研究員画像

COVID-19等の未曾有の状況下において、
個人の自由はいかに保障されるか?

COVID-19等の未曾有の状況下において、個人の自由はいかに保障されるか?

How can civil liberties in the Japanese Constitution be guaranteed in these unprecedented circumstances to deal with COVID-19?


新型コロナウイルス感染拡大防止のため、緊急事態宣言の発出に伴い、外出自粛並びに休業が要請されました。本件には、憲法上の基本的な価値である個人の自由を制限する側面があります。そこで本研究では、未曽有の状況下で守られるべき個人の自由について検討します。具体的には個人の自由と、それを制限しうる憲法上の規範である公共の福祉・公衆衛生を取り上げ、①歴史、②比較憲法の視点から個人の自由及び公共の福祉・公衆衛生の両立が可能になる憲法解釈を検討します。上記により今後の感染症拡大防止の議論に寄与することができます。パンデミック状況下での新たな日本国憲法の解釈を提供したいと考えています。

Stay-at-home requests and business suspension requests were issued in response to the declaration of the state of emergency to prevent the spread of COVID-19. Such requests limit civil liberties, which is a fundamental value in the Japanese Constitution. This project examines to what extent civil liberties should be guaranteed in these unprecedented circumstances. For example, it covers civil liberties on the one hand, and public welfare and public health, which can limit civil liberties, on the other hand. By employing 1. historical and 2. comparative constitutional legal perspectives, this project explores the interpretation of the Japanese Constitution, making it possible to realise both civil liberties and public welfare and public health. We discuss measures to prevent the spread of diseases, and provide a new interpretation of the Japanese Constitution during this pandemic.

Project Name
憲法はいかにCOVID-19に対応できるか?
How Can the Japanese Constitution Deal with COVID-19?
Keywords
新型コロナウイルス、憲法、個人の自由、公衆衛生、公共の福祉
COVID-19, Constitutional Law, Civil Liberties, Public Health, Public Welfare
Collaborators
Project Web Site
Related Link
日本語)https://tgsw.tsukuba.ac.jp/update/session/395/
English)https://tgsw.tsukuba.ac.jp/update/session_en/418/
Contact
akiyama.hajime.gp [at] u.tsukuba.ac.jp

News2021.02.19

「TSUKUBA新型コロナ社会学」を開講

本プログラム参加プロジェクトが連携し、新型コロナウイルスの影響に関する最先端の研究を学生に還元する「TSUKUBA新型コロナ社会学」を筑波大学において令和3年度4月に開講します。
人間系・人文社会系・システム情報系・医学医療系・ビジネスサイエンス系・芸術系の研究者によるオムニバス形式の授業で、学際的な視点で新型コロナウイルスが社会に与えた影響を学べる授業の開講は、世界的にも独自性が高い本学ならではの取り組みです。
卓越した研究力を誇る総合大学の特徴を生かし、学際的に新型コロナウイルスの影響を分析する新たな学問分野の創生を目指します。

●オーガナイザー 秋山 肇(人文社会系)
●授業内容
1. COVID-19と日本国憲法 秋山 肇(人文社会系)
2. 日本・英国・ドイツのCOVID-19対応政策と市民の行動変容 谷口 綾子(システム情報系)
3. コロナ時代の人の越境をめぐる政策と技術 明石 純一(人文社会系)
4. The Coronavirus and Mandatory Telework from Home: Effects on Regular Workers’ Subjective Well-being, New Male Roles, and Job Productivitys
 Remy Magnier-Watanabe, Faculty of Business Science
(新型コロナウイルスによる強制的な在宅勤務は、主観的な幸福・仕事の生産性・男性の役割にどのように影響したか? マニエー渡邊 レミー(ビジネスサイエンス系))
5. 新型コロナ時代の公衆衛生の役割を考える 堀 愛(医学医療系)
6. COVID-19感染拡大が高齢者の活動に及ぼす影響 山田 実(人間系)
7. 障害者の孤立・虐待の実態把握と対策 大村 美保(人間系)
8. 障害の有無にかかわらず、学びやすいユニバーサルな学習環境 佐々木 銀河(人間系)
9. ディスタンス・アートの創出手法分析 宮本 道人(システム情報系)
10. COVID19下の創造性と芸術表現 池田 真利子(芸術系)

●プレスリリース(2021.2.19)
●参考資料(シラバス)

<本件に関する問い合わせ先>
筑波大学 人文社会系 助教 秋山 肇

Tel: 029-853-4063
E-mail: akiyama.hajime.gp[at]u.tsukuba.ac.jp
筑波大学 教育推進部教育推進課
Tel: 029-853-2243
E-mail: kyomu-group[at]un.tsukuba.ac.jp
※E-mail アドレス内[at] は半角@に替えてメール送信ください。

News2021.02.05

ICRセミナー「新型コロナウイルス感染症と人文・社会科学2(2/8オンライン開催)

人文社会国際比較研究機構(ICR)では、人文社会系内で行われている新型コロナウイス感染症に関する研究成果を共有するためのセミナー・シリーズを実施しております。
11月の第1回に続き、第2回を下記の通り実施いたしますので、ご関心のある方はぜひご参加ください。

<講演者>
明石純一(人文社会系准教授)
「コロナ禍のマイグレーションを考える:ハイモビリティ時代におけるレジリエントな社会の諸条件」

澤田浩子(人文社会系准教授)
「多文化時代の教育を支えるソーシャルネットワークのあり方」

秋山肇(人文社会系助教)
「COVID-19対策と日本国憲法」

司会:山本英弘
日時:2月8日 14:00~16:00

●お申し込み
人文社会国際比較研究機構(ICR)ウェブサイトをご覧ください

News2020.11.06

News2020.10.19

TGSW2020セッション開催報告「憲法はいかにCOVID-19に対応できるか?」

9月29日、Tsukuba Global Science Week 2020における自由セッション「憲法はいかにCOVID-19に対応できるか?」(セッションオーガナイザー:秋山肇助教(人文社会系))がオンラインで開催されました。

従来、憲法規範においては個人の自由が優先されてきたものの、COVID-19の感染拡大を受け、公衆衛生ならびに公共の福祉を優先し、個人の自由を制限する傾向にあります。そこで本セッションは、フランス、スイス、アメリカ合衆国、日本の専門家をまじえ、未曾有の状況下で、憲法のいずれの規範を優先すべきか再考し、学際的な見地から新たな憲法の立法の可能性及び解釈を探ることを目的として開催されました。

第一部では、フランス・リヨン第三大学(Jean Moulin Lyon 3 University)のマリー=ロール・バジリエン=ゲンシュ教授(Professor Marie-Laure Basilien-Gainche)が「COVID-19に直面するフランス憲法:いかに例外が常態化させられるか」と題し、例外的措置であるはずの緊急事態化での人権の制限が常態化する危険性について述べられました。
続いて、スイス・ローザンヌ大学(University of Lausanne)のヴェロニク・ボワイエ(Associate Professor Véronique Boillet)准教授が、「COVID-19とスイス憲法」と題し、スイスにおける連邦感染症法の問題点について述べられました。
欧州大学院・欧州法学術院でプロジェクトマネージャー(Project Manager, Academy of European Law, European University Institute)を務めるジェフリー・ミラー博士(Dr Jeffrey Miller)(アメリカ合衆国・ギャローデット大学助教(Assistant Professor, Gallaudet University))が、「COVID-19とアメリカ合衆国憲法」と題し、アメリカ国内における感染症法および憲法問題について発表されました。
最後に、国際基督教大学のジョージオ・シャーニー(Professor Giorgio Shani)教授より、政治学の見地から討論が行われ、緊急事態が平常化することへの危機感について再考しました。

第二部では、まず本学の秋山肇助教が「COVID-19と日本国憲法」と題し、日本国内における罰則を伴う措置の可否について述べられました。続いて、イギリス・ミドルセックス大学上級講師(Senior Lecturer, Middlesex University)のジョエル・グローガン博士(Dr Joelle Grogan)が、比較法の観点から、緊急事態下における人権の在り方や法改正の必要性について討論されました。最後に、本学医学医療系の我妻ゆき子教授による、公衆衛生の見地からの討論の後、登壇者を交えてのパネル・ディスカッションが行われ、未曽有のパンデミックが発生した際の法制度の適用および権利保障について議論が行われました。

コロナ禍における憲法のあり方について、憲法学だけではなく政治学や公衆衛生といった多角的な見地から考える貴重な機会となりました。(文:社会・国際学群 社会学類3年 大山千聖)


1段目左から、我妻教授、秋山助教、グローガン博士。2段目左から、ボワイエ准教授、ミラー博士、バジリエン=ゲンシュ教授。3段目、シャーニー教授。

なお本セッションの模様は、本学YouTube公式チャンネルより視聴ができます。


News2020.09.19

【学会発表】COVID-19と日本国憲法:新型インフルエンザ等対策特措法に 基づく措置を中心に

「憲法はいかにCOVID-19に対応できるか?」の研究プロジェクトを進める人文社会系・秋山 肇助教が、国際人権法学会で発表を行いました。


2020年9月19日
国際人権法学会
「COVID-19と人権フォーラム」

「COVID-19と日本国憲法: 新型インフルエンザ等対策特措法に 基づく措置を中心に」秋山肇(筑波大学)

●Related Links
国際人権法学会 http://www.ihrla.org/

News2020.09.16

新潟市立万代高等学校でオンライン授業をおこないました

2020年9月16日、新潟市立万代高等学校2年生に向けて、オンライン授業を行いました。
大学講義体験「新型コロナウイルスと社会」


http://www.bandai-h.city-niigata.ed.jp/gakunen/20/2/0917/0917.html

News2020.09.15

特別寄稿:フランス・スイスの緊急事態宣言

弘文堂 リレー連載「<コロナ>と憲法」に秋山肇助教(人文社会系助教)の寄稿が掲載されました。
● <コロナ>と憲法 ─ COVID-19 感染拡大への各国対応と緊急事態宣言から考える
特別寄稿:フランス・スイスの緊急事態宣言
https://coronatokenpou.hatenablog.com/entry/2020/09/15

News2020.08.25

【開催案内】TGSW 2020 Session 6-2 「憲法はいかにCOVID-19に対応できるか?」

人文社会系・秋山 肇助教が進めるプロジェクト「憲法はいかにCOVID-19に対応できるか?」が、Tsukuba Global Science Week 2020 において、オンラインセッションを行います。

<概要>
COVID-19の感染拡大を受け、各国は憲法に基づき様々な緊急対策を講じている。従来、憲法規範においては、個人の自由が優先されてきた。しかしながら、COVID-19の緊急対策は、公衆衛生ならびに公共の福祉を優先し、個人の自由を制限する傾向にある。先述の点は、未曾有の状況下で、憲法のいずれの規範を優先すべきか再考する必要性を示している。以上を踏まえ、本セッションは、フランス、スイス、アメリカ合衆国、日本の専門家をまじえ、学際的な見地から新たな憲法の立法の可能性及び解釈を探る。

● 日時:2020年9月29日(火)14:30-18:00
● 形式:オンライン(要事前登録・参加費無料)
● 言語:英語(英日同時通訳有)

● セッションウェブサイト:https://tgsw.tsukuba.ac.jp/update/session/395/

<参加登録について>
・登録等の詳細はセッションウェブサイトに8月下旬掲載予定です。
・登録締切:2020年9月23日
・登録開始時の通知をご希望の方は、以下のお問い合わせ先まで、タイトルを「TGSW Session 6-2 Notification」として、メールをご送信ください。

<お問い合わせ先>
akiyama.hajime.gp(at)u.tsukuba.ac.jp((at)を@に変えてください。)

● 案内フライヤー(日本語版・PDF)



Tsukuba Global Science Week 2020 (TGSW 2020)
Session 6-2 "How Can Constitutions Deal with COVID-19?"


In 2020, states are taking emergency measures to deal with the outbreak of the COVID-19. Civil liberties are typically prioritised in the constitutional norm. However, public health and public welfare tend to be prioritised in emergency measures to combat the COVID-19, and civil liberties tend to be limited. It is crucial to rethink which constitutional norm should be prioritised in this unprecedented situation. Based on this background, this session examines the cases in France, Switzerland, the United States and Japan, and explores the possibility of legislation and interpretation of constitutional laws from multidisciplinary perspectives.

Date: September, 29 2020 (Tue.)
Time: 14:30-18:00 (JST), 1:30-5:00 (EDT), 7:30-11:00 (CET)
Style: Online (Pre-registration required, no participation fee)
Language: English
(English-Japanese simultaneous translation provided)
Website of the session:
https://tgsw.tsukuba.ac.jp/update/session_en/418/


- Details including registration method will be announced on the website of the session at the end of August.
- Registration Deadline: September 23, 2020 (JST).
- If you wish to receive notification when the registration begins, send an email to the following email address with the title "TGSW Session 6-2 Notification".
- This session is partly supported by Research Support Program to Tackle COVID-19 Related Emergency Problems, University of Tsukuba.
- Contact: akiyama.hajime.gp(at)u.tsukuba.ac.jp (Replace (at) with @.)

● Event Information Flyer (English, PDF)

筑波大学「知」活用プログラム|新型コロナウイルス感染症研究支援|イメージ画像

筑波大学「知」活用プログラム|新型コロナウイルス感染症研究支援|イメージ画像

News2020.08.23

「憲法はいかにCOVID-19に対応できるか?」TGSW2020に関する記事

憲法はいかにCOVID-19に対応できるか?(代表:秋山肇 人文社会系助教)
グローバル・ガバナンス学会 ウェブサイトに、Tsukuba Global Science Week 2020におけるセッションの記事が掲載されました。
● グローバル・ガバナンス学会
「憲法はいかにCOVID-19に対応できるか?(Tsukuba Global Science Week 2020 Session 6-2)」(http://globalgovernance.jp/?p=1726)

News2020.08.08

全国高校「探究」キャンプ ONLINE 〜全国の高校を横断する知的交流ゼミ〜

筑波大学人文社会系では、大学の専門知を高校生に体験してもらうとともに、普段はなかなか会えない他校の生徒たちとも知的交流をすることで各自の「探究」テーマを深めてもらうために、8月8日(土)〜23日(日)の約1ヶ月間、少人数形式の「ゼミ体験イベント」をオンラインで実施します。最終日には、高校教員の皆さんを対象に、「探究」の指導法等についての疑問や体験を共有する全体ワークショップもオンラインで予定しています。

生徒の皆さんはもとより、高校教員の皆さんもこのイベントにご参加いただき、人文社会系の学問におけるゼミの進め方や「探究」指導の方法について知見を深める機会としてご活用ください。

実施時期
2020年8月8日(土)~23日(日)

実施方法
ZOOMミーティング

Webページ
http://www.tsukuba.ac.jp/event/e202007171123.html

筑波大学「知」活用プログラム|新型コロナウイルス感染症研究支援|イメージ画像

研究戦略イニシアティブ推進機構|筑波大学「知」活用プログラム|新型コロナウイルス感染症研究支援|アイコン画像

暮らし Living

Other Projects

  • 筑波大学「知」活用プログラム|新型コロナウイルス感染症研究支援|研究員画像
  • 地域経済と感染抑制を両立させる予防策
  • 筑波大学「知」活用プログラム|新型コロナウイルス感染症研究支援|研究員画像
  • 在宅勤務が仕事とプライベートの調和・不調和に及ぼす影響
  • 筑波大学「知」活用プログラム|新型コロナウイルス感染症研究支援|研究員画像
  • 何が日英独市民の行動変容をもたらしたか
  • 筑波大学「知」活用プログラム|新型コロナウイルス感染症研究支援|研究員画像
  • コロナ時代の人の越境をめぐる政策と技術
  • 筑波大学「知」活用プログラム|新型コロナウイルス感染症研究支援|研究員画像
  • 障害者の孤立・虐待の実態把握と対策
  • 筑波大学「知」活用プログラム|新型コロナウイルス感染症研究支援|研究員画像
  • 活動と可動用具による生活環境と社会距離を活かすプレイスメイキング
  • 筑波大学「知」活用プログラム|新型コロナウイルス感染症研究支援|研究員画像
  • 新型コロナウイルスと強制的な在宅勤務:男性労働者の主観的幸福感...
筑波大学「知」活用プログラム|新型コロナウイルス感染症研究支援|ページトップ画像