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文化 culture

Principal investigator

池田 真利子

Ikeda Mariko

芸術系
Faculty of Art and Design
9+
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アーティストの表現とその情熱を絶やさない!
文化創造経済の危機状況を乗り越えるためのサポートとは何か?

アーティストの表現とその情熱を絶やさない!文化創造経済の危機状況を乗り越えるためのサポートとは何か?

For the artistic expression and cultural practices in COVID19 society: What support will be needed to overcome this challenging situation in the cultural and creative sectors?


新型コロナウイルスの世界的流行により「3密(3Cs)」の条件を満たす文化 芸術関連施設(文化ホール・劇場・ライブベニュー・スタジオ等)は世界中で営業自粛の状況にあります。各国の政府や自治体が少しずつ支援を開始したものの、この状況が長く続くことにより、特に若手アーティストは活動の場を失い、経済的困窮により創造活動に戻れなくなる可能性すらあります。日本・ドイツ・イギリスの若手研究者が協力する私たちのプロジェクトは、各国において、最小限の支援のもと、あるいは自律的に運営を継続している文化芸術関連の事業所を調査し、成功事例やノウハウを集め、それらをまとめて世界中の同業者やアーティストに無償提供する方法で、文化創造の火を灯し続けることに貢献します。

Due to the pandemic outbreak of COVID-19, art studios or culture-related facilities, such as music halls, theaters, live venues as well as music studios, are facing a severe situation regarding their operation. Especially under the 3Cs (closed, crowded and close-contact settings) criteria, art- and music-related spaces worldwide are confronted with temporarily closures. Although the national and city government have set political measures for securing those spaces, the situation of individual and young artists, who do engage in cultural productions without financial support are unknown. Our online-based joint research project within young researchers from Japan, Germany, and the UK aims to encourage individual artists or small funded creative businesses by investigating the current situation as well as their own creative solutions to maintain their artistic works, based on online interviews conducted on a global scale. We will convey the messages and voices, and will share afterwards how they survive this situation. We strongly believe that our world is still connected through cultural expressions, even under this circumstance.

Project Name
ポストCOVID-19の文化創造経済:ベルリン・ロンドン・東京のグローバル都市間比較
Cultural and Creative Economy for the post-COVID19 society: Comparison of Global Cities of Berlin, London, and Tokyo
Keywords
文化芸術表現、創造性、夜間経済、トランスボーダー、音楽
Art and Cultural Expression, Creativity, Night-time economy, Trans-border, Music
Collaborators
Morgner, Christian(University of Leicester)
Rellensman, Luise(Brandenburgische Technische Universität)
Project Web Site
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Contact
marikoi [at] heritage.tsukuba.ac.jp

News2021.02.19

「TSUKUBA新型コロナ社会学」を開講

本プログラム参加プロジェクトが連携し、新型コロナウイルスの影響に関する最先端の研究を学生に還元する「TSUKUBA新型コロナ社会学」を筑波大学において令和3年度4月に開講します。
人間系・人文社会系・システム情報系・医学医療系・ビジネスサイエンス系・芸術系の研究者によるオムニバス形式の授業で、学際的な視点で新型コロナウイルスが社会に与えた影響を学べる授業の開講は、世界的にも独自性が高い本学ならではの取り組みです。
卓越した研究力を誇る総合大学の特徴を生かし、学際的に新型コロナウイルスの影響を分析する新たな学問分野の創生を目指します。

●オーガナイザー 秋山 肇(人文社会系)
●授業内容
1. COVID-19と日本国憲法 秋山 肇(人文社会系)
2. 日本・英国・ドイツのCOVID-19対応政策と市民の行動変容 谷口 綾子(システム情報系)
3. コロナ時代の人の越境をめぐる政策と技術 明石 純一(人文社会系)
4. The Coronavirus and Mandatory Telework from Home: Effects on Regular Workers’ Subjective Well-being, New Male Roles, and Job Productivitys
 Remy Magnier-Watanabe, Faculty of Business Science
(新型コロナウイルスによる強制的な在宅勤務は、主観的な幸福・仕事の生産性・男性の役割にどのように影響したか? マニエー渡邊 レミー(ビジネスサイエンス系))
5. 新型コロナ時代の公衆衛生の役割を考える 堀 愛(医学医療系)
6. COVID-19感染拡大が高齢者の活動に及ぼす影響 山田 実(人間系)
7. 障害者の孤立・虐待の実態把握と対策 大村 美保(人間系)
8. 障害の有無にかかわらず、学びやすいユニバーサルな学習環境 佐々木 銀河(人間系)
9. ディスタンス・アートの創出手法分析 宮本 道人(システム情報系)
10. COVID19下の創造性と芸術表現 池田 真利子(芸術系)

●プレスリリース(2021.2.19)
●参考資料(シラバス)

<本件に関する問い合わせ先>
筑波大学 人文社会系 助教 秋山 肇

Tel: 029-853-4063
E-mail: akiyama.hajime.gp[at]u.tsukuba.ac.jp
筑波大学 教育推進部教育推進課
Tel: 029-853-2243
E-mail: kyomu-group[at]un.tsukuba.ac.jp
※E-mail アドレス内[at] は半角@に替えてメール送信ください。

News2020.09.25

夜間音楽経済(Night-time Music Economy)コロナ時代の「夜」の地理学 ほか



池田真利子助教(芸術系)が、プロジェクトの研究成果を発表しました。

「地理」第65巻第10号, 2020
特集:フィールドの安全対策を考える
コロナ時代の「夜」の地理学─音楽と音の紡ぐ未来
  池田真利子
コロナ時代の夜間音楽経済
  池田真利子・田中順也・小竹輝幸・小林 愛・アセファ テメスガン
夜のウォーターフロントの再編とナイトライフ
  太田 慧・飯塚 遼・杉本興運・池田真利子
自然のなかの光と音の観光
  坂本優紀・池田真利子・磯野 巧・卯田卓矢・柿沼由樹
コロナ時代の研究とフィールドワークの再考
  池田真利子・モーグナー クリスティアン・レレンスマン ルイーゼ 

<要旨>
都市のナイトライフ街区を形成し,文化的アメニティでもある「夜間音楽経済(Night-time Music Economy)」は,2020年8月現在にメディアを賑わす「夜の店/夜の街」と同様,2020年3月を境に運営の困難な状況に置かれた。それは,夜間音楽経済施設(例えばライブハウスやクラブ,ライブバー)が「3密(密閉・密集・密接)」を回避することが困難なことに起因する。本来的に、音楽/音は非-物質として建物外あるいは占有地域外へと拡大する性質を有しており,営業時間も夕刻から夜間,早朝の場合も多く,騒音問題が発生しやすいことに起因して密閉に成らざるを得ない構造である。また、音楽空間提供そのものをサービスとするこれらの施設は,その他音楽関連施設(音楽ホールや劇場等、座席数の設定がある施設)と比較して密集・密接を厳密には回避しにくい構造にある。他方で夜間音楽経済に対する支援は,その実施方法も含めて困難を極めている。こうした非常事態における対応をより困難としている理由に,行政レベルの夜間音楽経済の統計整備および実態報告書の不足,そして夜間音楽経済の事業体から成る横断的組織の発信等がある,と考えている。とりわけ,夜の音楽経済活動に対する社会的認識が不足する日本では,夜間音楽経済の消費的側面には注目が向けられてきたものの,その生産的側面は看過されてきた。そこで,夜間音楽経済の基礎的統計整備や実態報告書整備に向けた足掛かりとすべく,これまで学術的に看過されてきた夜の時空間と文化経済活動の研究の進展を目指し,①芸術・文化創造コミュニティからみた夜の都市間ネットワーク,②コロナ下における芸術表現(音楽に限らず,広く芸術活動)の概況とその変化,③オンラインにおける国際共同研究の可能性に関して,古今書院の協力の基,特集号を企画・発表した。なお,本特集号には,コンサルティング産業を含む民間企業から4名,参加した。

● 地理 2020年10月号 http://www.kokon.co.jp/book/b534039.html

News2020.07.02

口頭発表)ベルリン(ドイツ)と東京(日本)の文化政策と夜間経済

2020.7.2-4で開催された International Conference on Night Studies において池田真利子助教(芸術系)が発表しました。

Cultural Policies and Night-times Economies in Germany/Berlin and Japan/Tokyo
C. MORGNER, and M. IKEDA, 1st International Conference of Night Studies, Instituto Universitário de Lisboa, 2020(7/2)
- Summary
This paper addresses the rise of night-time economies in two major countries in the Global North (Germany and Japan) from a cultural policy perspective, focusing in particular on Berlin and Tokyo as major night-time hubs. Building on existing research, which has typically focused on major Western economic hubs like London and New York, the paper makes two main contributions by (1) comparing the development of cultural policy in two distinct global regions and (2) highlighting the role of culture and cultural histories, spaces and meanings in shaping relevant policies. The paper enhances existing understanding of policy cycles that account for these complex entanglements and resists any stereotypical account of cultural planning and distribution.

<要旨抜粋>
都市のナイトライフ街区を形成し,文化的アメニティでもある「夜間音楽経済(Night-time Music Economy)」は,2020年8月現在にメディアを賑わす「夜の店/夜の街」と同様,2020年3月を境に運営の困難な状況に置かれました。それは,夜間音楽経済施設(例えばライブハウスやクラブ,ライブバー)が「3密(密閉・密集・密接)」を回避することが困難なことに起因しています。
本稿では特にベルリンと東京を対象に文化政策の観点から「夜間経済」をとりあげます。

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