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研究戦略イニシアティブ推進機構|筑波大学「知」活用プログラム|新型コロナウイルス感染症研究支援|ヘッダーアイコン画像

こころ mind

Principal investigator

菅原 大地

Sugawara Daichi

人間系
Faculty of Human sciences
筑波大学「知」活用プログラム|新型コロナウイルス感染症研究支援|研究員画像

こころの回復力を助けたい!
コロナ疲れの軽減やコロナ禍での成長を促すレジリエンスのチカラ!

こころの回復力を助けたい!
コロナ疲れの軽減やコロナ禍での成長を促すレジリエンスのチカラ!

To help people recover their mental health
The power of resilience to reduce stress due to COVID-19 and promote personal growth despite the COVID-19 crisis


新型コロナウイルス蔓延により、感染に対する恐怖、外出自粛、テレワークへの移行などに起因するストレス、いわゆる「コロナ疲れ」が増加しています。身体・精神疾患の原因となるストレスを低減する要因の特定が世界的に急務です。わたしたちは、日本、アメリカ、中国、マレーシアの 4カ国を対象に、『心理的レジリエンス』に注目し,「ストレスを軽減する干渉要因」と「ストレスフルな出来事から立ち直り,成長につなげる回復要因」について国際比較を行います。逆境や危機に直面したとき、そのストレスに圧倒されず、継続的かつ持続的に行動し、立ち直るチカラ(=心理的レジリエンス)の作用を明らかにします。また、この研究では、各国の政策・支援体制を検討するうえで基盤となるデータを収取することも目的としています。調査対象者の年齢や性別、職業、居住地などを分析に含めることによって、文化差だけでなく、調査対象者の属性によるコロナ疲れの程度の差を明らかにしたいと思います。

With the spread of COVID-19, stress caused by the fear of infection, the stay-at-home order, and promoted shift to telework (i.e., stress due to COVID-19) is increasing. It is urgently and globally necessary to identify factors reducing stress that may lead to physical/mental disorders. We focused on “psychological resilience”, and performed international comparisons on “interference factors that reduce stress” and “recovery factors that promote recovery from stressful events and personal growth” among 4 countries: Japan, the United States, China, and Malaysia. We elucidated the effects of the ability to take continuous and sustainable actions, and recover from adversity or crisis (= psychological resilience). Another aim of this study is to collect data that will provide a basis for studying the policies and support systems in other countries. We aim to clarify not only cultural differences, but also differences in the level of stress due to COVID-19 by analyzing the different attributes of the subjects, including the age, sex, occupational category, and place of residence.

Project Name
RE-COVER:各国のコロナ疲れと心理的レジリエンス
RE-COVER:REsilience to COVid-19 in Each Region
Keywords
コロナ疲れ、レジリエンス、文化比較研究、オープンデータ、ポジティブ心理学
coronavirus fatigue, resilience, cross cultural study, open data, positive psychology
Collaborators
増山 晃大(医療創生大学)
Masuyama Akihiro, Iryo Sosei University
久保 尊洋(医療創生大学)
Kubo Takahiro, Iryo Sosei University
千島 雄太(ウィルフリッド・ローリエ大学)
Chishima Yuta, Wilfrid Laurier University
Yuan Gu, Dalian Maritime University
Tee, Yu Jin, Eugene, HELP University
Raja Intan Arifah Binti Raja Reza Shah, HELP University
Evone Phoo, Yee Mun, HELP University
Ng, Siew Li, HELP University
Project Web Site
https://re-cover.life/
https://www.researchgate.net/project/RE-COVER-REsilience-to-COVid-19-in-Each-Region
Related Link
https://sugardeichi.wixsite.com/sugawarahp/profile
Contact

News2021.11.08

【論文発表】コロナ禍における4か国のメンタルヘルスとレジリエンスの調査データ

「RE-COVER:各国のコロナ疲れと心理的レジリエンス」プロジェクト(代表:菅原 大地)が行ってきた「コロナ禍における4か国のメンタルヘルスとレジリエンスの調査データ」がBMC Research NoteのData Notesとして公開されました。

─ 菅原 大地 代表より ─
この論文では、2020年の10月から11月にかけて、日本、中国、アメリカ、マレーシアで実施した調査データをオープンデータとして公開ことを紹介しています。
対象者数は1583名で各国約300-500名程度のデータを公開しています。メンタルヘルスやレジリエンス、新型コロナウイルスへの恐怖といった、コロナ禍におけるメンタルヘルス研究で主要に扱われる変数の他にも、居住地域、収入の変動、関係流動性といった変数も測定しています。

本データセットのみでも分析だけでなく、自身が持っているデータと比較することも可能です。
コロナ禍で研究が思うようにできなかった方々にも積極的にデータセットを利用いただき、ご自身の研究に役立てていただければと思います。


<文献情報>
Sugawara, D., Gu, Y., Masuyama, A., Ng, S. L., Evone, P. Y. M., Arifah, R., Chishima, Y., & Tee, E. Y. J. (2021).
RE-COVER project: Survey on resilience, mental health, and fear of Covid-19 in four countries. BMC Research Notes.14, 409.
https://doi.org/10.1186/s13104-021-05819-x


<関連リンク>
● コロナ禍における心の回復力の国際比較「RE-COVER PROJECT」~心の健康を維持するカギは何か
●「知」活用プログラムからRISTEX 2件採択
● RE-COVER | Resilience to COVid-19 in Each Region(プロジェクトのホームページ)
● 【寄稿】たゆたえども沈まず ~コロナ恐怖に打ち克つためのポジティブ心理学~

News2021.11.01

「知」活用プログラムからRISTEX 2件採択

2020年度筑波大学「知」活用プログラムで支援を行った2つのプロジェクトがそれぞれ、社会技術研究開発センター(RISTEX)の実施する研究開発プロジェクト「社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築」に採択されました。

この事業は人口減少・少子高齢化、経済変動、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)等の新興感染症による影響など、様々な社会構造の変化を踏まえ、社会的孤立・孤独のメカニズムを明らかにすると共に、社会的孤立・孤独を生まない社会像を描出し、人や集団が社会的孤立・孤独に陥るリスクの可視化や評価手法(指標等)、社会的孤立・孤独を予防する社会的仕組みの研究開発を推進するものです。


●新規採択プロジェクト③
社会的孤立の生成プロセス解明と介入法開発:健康な「個立」を目指して
研究代表者:太刀川 弘和(筑波大学 医学医療系 教授)

<プロジェクト概要>
従来の社会的孤立・孤独研究および実践では、社会的孤立の概念があいまいで、その生成プロセスの把握ができていないうえ、社会的孤立解消に向けた取り組みは個別支援にとどまり、予防的介入も行われていない状況です。本プロジェクトでは、社会的孤立・孤独の生成プロセスを明確化し、孤立のスティグマを軽減して重症化を防ぐ適正な介入手法を開発します。
<関連プロジェクト>
ひきこもりから学ぶ新しい生活様式 太刀川 弘和(筑波大学 医学医療系)
研究成果インタビュー
https://www.osi.tsukuba.ac.jp/fight_covid19_interview/tachikawa/
RE-COVER:各国のコロナ疲れと心理的レジリエンス 菅原 大地(筑波大学 人間系)
研究成果インタビュー
https://www.osi.tsukuba.ac.jp/fight_covid19_interview/sugawara/

●新規採択プロジェクト④
職場における孤独・孤立化過程の分析―総合的予防プログラムの開発に向けて―
研究代表者:松井 豊(筑波大学 働く人への心理支援開発研究センター 主幹研究員)

<プロジェクト概要>
本プロジェクトでは、職場内の孤独・孤立の状態を把握し、孤立化を予防するために、①孤独・孤立の主観的指標、②職場での孤独感や孤立感をテーマとする予防チャート、③FIL―qIAT(孤独・孤立を表す文章を刺激とする潜在連合テスト)、④孤独検出ストループ課題の4つの指標を測定するツールを開発し、働く人のセルフケアや上司による支援や、専門家による支援などを実施するプログラムを開発します。
<関連プロジェクト>
在宅勤務が仕事とプライベートの調和・不調和に及ぼす影響 大塚 泰正(筑波大学 人間系)
研究成果インタビュー
https://www.osi.tsukuba.ac.jp/fight_covid19_interview/otsuka/


●科学技術振興機構 プレスリリース
戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)における2021年度新規プロジェクトの決定について(2021.11.1)
https://www.jst.go.jp/ristex/info/press/20211101_01.html

News2020.10.08

【寄稿】たゆたえども沈まず ~コロナ恐怖に打ち克つためのポジティブ心理学~

人間系 菅原大地 助教(RE-COVER:各国のコロナ疲れと心理的レジリエンス)の最新の研究成果の解説を読むことができます。

「こころ」のための専門メディア 金子書房
特集 不安との向き合い方
たゆたえども沈まず ~コロナ恐怖に打ち克つためのポジティブ心理学~(菅原大地:筑波大学人間系助教)
https://www.note.kanekoshobo.co.jp/n/nbcea108297de

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