Language

研究戦略イニシアティブ推進機構|筑波大学「知」活用プログラム|新型コロナウイルス感染症研究支援|ヘッダーアイコン画像

文化 culture

News2021.09.27

「夜の文化芸術の社会経済的機能に関する研究(池田真利子)」がJST「さきがけ」採択

池田真利子助教(芸術系)が、「知」活用プログラムで実施したプロジェクト「ポストCOVID-19の文化創造経済:ベルリン・ロンドン・東京のグローバル都市間比較」を発展させ、2021年度JST「さきがけ」に採択されました。
(本プロジェクトでの取り組み)
夜の文化・芸術的創造活動に注目し、コロナ禍の影響と支援策を国際比較する

● プロジェクト概要
池田真利子「夜の文化芸術の社会経済的機能に関する研究」


COVID-19の影響で音楽業界をはじめとする文化・芸術分野も大きな打撃を受けました。特に、文化・芸術の領域において対面接触は「不要不急」と強く意識され世界的に停止状態です。特に、スポーツ行政・文化行政のいずれもからこぼれ落ちる現代の文化・芸術発信の場は行政施策で救えない現状が続いています。それは、「夜の街」がもたらす文化・経済の役割が社会的な認知度が低いことも要因となっています。
「夜の街」を、生産機能を有する経済事業体として社会的な認識を得るためにも、現状把握と基礎統計調査などを元にした科学的なエビデンスの提示が急務です。本研究は文化芸術と夜間経済が社会にとって有用であることを学術的・理論的に検討し、さらに、将来的に日本の文化経済の発展に貢献すると予測される民間の公益文化セクターに関する定量・定性的調査に基づき、コロナ収束後においても社会的に有用な学術知を形成します。

戦略目標:「「総合知」で築くポストコロナ社会の技術基盤」
研究領域:「パンデミックに対してレジリエントな社会・技術基盤の構築」
研究総括:押谷 仁(東北大学 大学院医学系研究科 教授)
●2021年度 戦略的創造研究推進事業(さきがけ)の新規研究課題及び評価者について
https://www.jst.go.jp/kisoken/presto/application/2021/210921/210921.html

Project Page
筑波大学「知」活用プログラム|新型コロナウイルス感染症研究支援|ページトップ画像