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こころ mind

News2021.11.08

【論文発表】コロナ禍における4か国のメンタルヘルスとレジリエンスの調査データ

「RE-COVER:各国のコロナ疲れと心理的レジリエンス」プロジェクト(代表:菅原 大地)が行ってきた「コロナ禍における4か国のメンタルヘルスとレジリエンスの調査データ」がBMC Research NoteのData Notesとして公開されました。

─ 菅原 大地 代表より ─
この論文では、2020年の10月から11月にかけて、日本、中国、アメリカ、マレーシアで実施した調査データをオープンデータとして公開ことを紹介しています。
対象者数は1583名で各国約300-500名程度のデータを公開しています。メンタルヘルスやレジリエンス、新型コロナウイルスへの恐怖といった、コロナ禍におけるメンタルヘルス研究で主要に扱われる変数の他にも、居住地域、収入の変動、関係流動性といった変数も測定しています。

本データセットのみでも分析だけでなく、自身が持っているデータと比較することも可能です。
コロナ禍で研究が思うようにできなかった方々にも積極的にデータセットを利用いただき、ご自身の研究に役立てていただければと思います。


<文献情報>
Sugawara, D., Gu, Y., Masuyama, A., Ng, S. L., Evone, P. Y. M., Arifah, R., Chishima, Y., & Tee, E. Y. J. (2021).
RE-COVER project: Survey on resilience, mental health, and fear of Covid-19 in four countries. BMC Research Notes.14, 409.
https://doi.org/10.1186/s13104-021-05819-x


<関連リンク>
● コロナ禍における心の回復力の国際比較「RE-COVER PROJECT」~心の健康を維持するカギは何か
●「知」活用プログラムからRISTEX 2件採択
● RE-COVER | Resilience to COVid-19 in Each Region(プロジェクトのホームページ)
● 【寄稿】たゆたえども沈まず ~コロナ恐怖に打ち克つためのポジティブ心理学~

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